ストライクゴールドの名前を知っている人も、知らない人もそのジーンズを見て日本のブランドとは思わないかも。
というのも、とてもアメリカンなジーンズが揃っているから!
今回は日本のジーンズブランド、ストライクゴールドについてご紹介します。
ストライクゴールドとは?
ストライクゴールドは国産デニムで有名な岡山県に本社を構えるKlax-on(クラクション )のジーンズブランド。
社長の浜本とおる氏は国産ジーンズ発祥の地である岡山県倉敷市児島に産まれ、2002年にアメリカンカジュアルのメンズセレクトショップとして現在の社名であるKlax-onを立ち上げました。
始めはジーンズメーカーではなく、セレクトショップだったのです。
その間に培ったノウハウを生かし、2007年に「ストライクゴールド」と発表。
全国に商品を届けるようになりました。
国産ジーンズ発祥の地である岡山の技術力と品質を世界に広めるために幅広い活動をしている、地元と二人三脚でモノづくりをしているブランドです。
しかし、セレクトショップとジーンズブランドの二束草鞋といって甘くみてはいけません。
さすがアメリカンカジュアルに力を入れている会社…ジーンズにかける情熱は本物。
次でストライクゴールドの魅力をご紹介します!
ストライクゴールド の魅力!ジーンズへの情熱がアツイ!
ストライクゴールドの拘りをご紹介します。
作り手のアツイ想いがこめられていました!
アメカジと日本のモノ作りを一本のジーンズに
1950~60年代のアメリカンカジュアルの王道アイテムを中心に独自の視点で解釈をし、それを日本のモノづくりを通して「ストライクゴールド」に表現しています。
まさにオールドアメンリカンスタイルと日本の技術の融合。
昇華といってもいいかもしれません。
というのも、Klax-onは
「作り手がモノづくりに対して拘ることは当然のこと。ユーザーニーズのために品質の高いものを追求し続けていく」
という信念のもとジーンズを作っているから。
意識が高く、ユーザーの期待に応える姿勢は人情も感じます。
目指すは究極のデイリーカジュアル
ストライクゴールドが目指すところは流行を追いかけるお洒落ではなく、映画のワンシーンのように着る人が「無造作に身に着け 当たり前にかっこいい」。
とびきりのオシャレ、ここぞというときにではなく、日常生活で気兼ねなく着てほしいと願いがこめられています。
確かに毎日気兼ねなく、かっこよく着れるアイテムって難しい。
毎日着るものは無難なデザイン、アイテムが必然的に多くなってしまいます。
ストライクゴールドはこういう日常に入り込んで、その人らしい使い方をしてもらいたいのだと思います。
使うことで唯一無二の相棒にしてほしい
ストライクゴールドのアイテム、ジーンズ、レザーグッズ、レザーウェアは経年変化で味がでてきます。
これらの商品は新品であれば硬く、使いづらい状態がほとんど。
しかし、あえて素材そのものを生かし、出来る限り加工はせず、商品として世にだしています。
使っているうちに自分の生活、クセによって馴染み、同じものは二つとないアイテムが出来上がるからです。
多くの量産品に溢れている現代で、ストライクゴールドを生活の唯一無二の相棒にしてほしいという想いで作っているのです。
ジーンズにこめられた情熱、想いが強いですね。
とても堅実な印象を受けます。
温かみがあって素晴らしいブランドです。
でも凄いのは品質だけではありません。
デイリーユースを掲げているだけあって、他のジーンズとはまた一味違うのです。
次の記事でご説明します。
ストライクゴールドの定番モデル
では、ストライクゴールドの定番モデルの特徴と拘りについてご紹介、ご説明させていただきます。
【クラシックシリーズ】
腿から膝にかけてタイトに絞られたタイトストレート。
裾にかけて絞りがあるためブーツにイン、アウトでも合わせやすく、腰回りをタイトめにスッキリさせた着回しもし易い定番シルエット。
素材、織布、裁断、縫製、仕上げ…製造工程において徹底して拘り抜いた贅沢な大人のジーンズ。
生地の小さな格子状の集合は履きこむことで古き良きヴィンテージの風合いに変化していきます。
分かる人には分かるシンプルかつ上質な逸品。
【レギュラーシリーズ】
その名の通り、ストライクゴールドのスタンダードモデル。
多くの人にジーンズを履く楽しみを知ってもらうために考え抜かれた拘りの一本。
革パッチ、ボタン、生地にはエイジングを楽しめるように細部まで拘りが詰まっています。
凹凸感のある14ozのセルビッチデニム。
股上浅め、ストライクゴールドの中で最も細いモデルでユニセックス的デザインで幅広く愛されています。
【スーパースラビーシリーズ】
最特濃にインディゴを染色したムラのない強い縦糸と強烈な凹凸のある荒々しいヨコ糸を使用し、限界までゆるく織り上げた究極のザラ感を表現したジーンズ。
多くの人が「今まで体感したことのない履き心地」と思うはず。
ウエストのもたつきを抑え、緩やかな自然なテーパードをかけたストレートジーンズ。
着回し力もあり、ヴィンテージの風格も漂うベーシックアイテム。
【タフシリーズ】
ストライクゴールドの中で最上級のタフシリーズ。
このブランドで最上級ということは
デニムの聖地岡山で最上級=世界レベルでクオリティの高いジーンズ
と言っていい代物です。
無造作に履き古したワークウェアとしての経年変化を再現するため、高密度で生地を織り、他では体験できない質量感とコシを作り上げました。
細見のタイトストレートでブーツとも相性がいい定番シルエット。
ヘビロテできるシルエットで毎日でも履きたい一本。
【クールシリーズ】
ストライクゴールド唯一の左綾モデル。
この左綾というのは織り模様のこと。
現在、ほとんどのデニムは生地表面の織り模様が右上から左下に走る右綾。
このクールシリーズは織り模様が左上から右下に走るもの。
この織り模様の特徴として、右綾はざっくり感のある表面に、左綾はフラットでソフトな表面になります。
エイジングも左綾独特の風合いを感じることができます。
他のシリーズと違った質感を味わえる少し変わり種ジーンズ。
全体にテーパードをかけたコーデ、年代を選ばない万能シルエット。
正直、ジーンズ初心者には「何のことやら」と思う言葉や仕様が多いかもしれません。
専門的なところがわからなくても、ストライクゴールドで新しいジーンズの楽しみ方を知ること、それが作り手の想いだと思います!
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