セカンドスキン(第二の肌)のキャッチフレーズで有名なNudie Jeans.
ラグジュアリーデニムブランドで「高い=良い」
というイメージを持たれている方もいらっしゃると思いますが、
気を付けないと「ただ高い普通のデニム」を買うことになってしまいます。
今回は筆者が実際に購入した
を使用した感想をふまえて、
Nudie Jeansの良い点、悪い点を
「シルエット」
「生地」
「エイジング(色落ち)」
の3つの観点で紹介していきます。
シルエット
http://firstdegreepr.com/2014/10/08/nudie-jeans-co-the-naked-truth-about-denim/
筆者着用のTilted Torはオフィシャルサイトでは、スリムという区分にはなっています。
でも、実際はスキニーと言ってもいいくらいの細さです。
程よく脚のラインがでないので、細く見せたいけど足のラインに自信のない人にはオススメかもしれません。
他にもタイト、レギュラー、リラックスなどのシルエットがあります。
タイトシルエットは極端に細く作られていますが、
その他のシルエットは他のブランドと比べて特に目立ったところはないような気がします。
生地
Nudie Jeansは、セルビッチの生地かそうでない生地か
(=赤耳かそうでないか)
という観点からも、大まかに分けることができます。
筆者が使用しているのは「セルビッチでない生地」のジーパンですが、正直なところ「セカンドスキン」と言われている程の肌触り、履き心地ではない気がします。
オンスを低くしてストレッチを加えて履きやすさを増しているだけな感じがしました。
それでも値段は2万円程しますので、
オーガニックコットンを使用していることや、生産国の関係(ヨーロッパが中心)で生産コストが高いのが起因していると思います。
ここまではあくまでも「セルビッチ生地でない方」の使用感です。
「セルビッチ生地」のNudie Jeansの多くは日本製の生地を使っているので履き心地はかなり良いと思います。
当ブランドの日本製のセルビッチは未だ履いたことがないのですが、
別ブランドの日本製の生地はふんわりと頑丈が合わさったような感触でした。
Nudie Jeansの様に細いシルエットで、セルビッチデニムを使用しているジーンズは世界を見ても数少ないんですね。
そういったジーンズを求めている方は是非買った方がいいジーンズだと思います。
色落ち
次にNudie Jeansの色落ち見ていきましょう。
Nudie Jeans は最初の6か月デニムを洗わないことを推奨しています。
それによりユーザー独自の色落ち、ダメージを作り出せるのだとか。
色落ちのスピードは並くらいかなと思います。
私の場合週2から3回の着用で1年ほど使っていますが、まだ少しアタリが付いているくらいです。
良く見ると縦落ちも少し出てきてしまっているような気がします。
分かりづらいですが、横糸にストレッチ素材を使っているせいか、縦糸同士が離れてしまっていますね。
また、下の写真の様にボロボロになるまで履く方もいらっしゃるようです。
これも無料リペアサービスを提供しているからできることですね。
バックポケットや股下くらいならともかく、膝のダメージは個人でのリペアはかなり面倒なのでありがたいですね。
このリペアサービスのことを考えるとら購入時少し高くても、リペアしながらずっと使えると考えるともしかしたらお手頃なのかもしれませんね。
その他オススメブランド
ここまででNudie Jeans のシルエット、生地、色落ちを見てきました。
セルビッチの生地を履かずして判断するのは難しいのですが、
個人的には値段には見合わないかなと思います。
細めのシルエットでストレッチが入っているなら、
A.P.C.のデニムやUNIQLOのスリムシルエットのセルビッチジーンズの裾幅を詰める。
その方が安く、肌触りの良い生地(両ブランドとも日本製のセルビッチ生地を採用)
を手に入れることができるかと思います。
https://www.apcjp.com/jpn/shop/apc/item/view/shop_product_id/25790/category_id/943/color_id/2182/category_list_id/943
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/409656/#thumbnailSelect
ただ、UNIQLOやA.P.C.は無料リペアサービスを提供していないはずなので、破れたら終わり、もしくはお金を払ってリペアしてもらわないといけません。
他方、先ほども申し上げました通り、
Nudie Jeanには無料のリペアサービスがありますので、
リペアしながらずっと履いていきたいという方にはオススメかもしれません。
兎にも角にも、まず自分がどのようなデニムが欲しいのかを明確にしたうえで、
購入すべきデニムを決めた方がよさそうですね。
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