国内屈指のジーンズの聖地、岡山県倉敷市児島で誕生した「児島ジーンズ」。
Made in JAPANジーンズの代表的ジーンズのひとつとも言えます。
でも、日本製のジーンズ、品質は良さそうだけどデザインとかどうなの?
などの疑問も残りますよね。
果たして児島ジーンズは買いなアイテムなのか!
今回は、そんな児島ジーンズのよい評判と悪い評判をまとめました!
児島ジーンズのよい評判
色落ちと適正価格を考えると選んでしまうのはやっぱり児島ジーンズ。☺️#児島ジーンズ pic.twitter.com/v9Xh7iFVIQ
— Nobuhiro Someya 240Z (@yasaimeijin0240) December 1, 2018
購入時の色味
児島ジーンズは、美しいインディゴブルーのジーンズであることでも有名です。
生地に厚みがあればあるほど染色が難しいのですが、児島ジーンズでは驚くべきことに18ozや23ozでも、深みと品のあるインディゴカラーに染められています。
未洗いのリジッドタイプでも、1Washされたタイプでもその色味を味わうことができます。
色落ち具合
丁寧な工程と確かな技術力で染められた児島ジーンズは、1年、2年と履きこめば履きこむほど、色落ち具合でも他のジーンズとは違った風合いになります。
児島ジーンズは、旧式の織り機を使って縫製しているので、よい意味で生地自体に色落ちすると感じられる絶妙なムラがあります。
そのムラ感に、アタリや縦落ちなどが加わり、自分だけの1本に仕上がる楽しみを味わえるのが高評価なようです。
さすが児島ジーンズ
23oz pic.twitter.com/gnQByU6YMI— ドル (@dollar_199) December 20, 2018
ディテールまでこだわり抜かれたジーンズ
児島ジーンズは、デザインや縫製にもこだわりが詰まっています。
アメリカ西部・開拓時代のジーンズデザインを忠実に再現した、「VINTAGE DENIM COLLECTION」も素晴らしいのですが。
ベーシックなジーンズのデザインでも、ディテールのこだわりがすごいです!
大きなポイントだけをご紹介しようと思っても、10箇所ものこだわりポイントがありますよ。
・フロントボタン
・ボタン裏
・YKKユニバーサルジップ
・リベット
・縫製
・革パッチ
・ヨーク
・セルビッチ
・コインポケット
国産にこだわり、フロントや裏のボタンまでオリジナルなものを用意し、国内で1点1点縫製しています。
また、
負荷のかかりやすい部分はしっかり強化。
ぱっと見では気づかないようなコインポケットなどの細かな部分までセルビッチ使用です。
ヨークも立体感があって、美しいラインで履くことができますよ。
上記の画像のように、ジーンズを裏返して見てみると、児島ジーンズのつくりが素晴らしいのがより良くわかりますよね!
児島ジーンズの悪い評判
児島ジーンズ RNB-102Rを購入。
いつもはW31ですが、縮むことを考えてW33にしました。縮むことを考えながら買うのは久しぶり。ボタンフライも久しぶり。
他のジーンズもこのくらい安くならないかな。 pic.twitter.com/SMBfsMyE4e— ガンダム (@gundamdesu) January 8, 2019
サイズ選びが重要!
児島ジーンズは色落ちやシルエットを楽しむために
、もともと他社のジーンズよりもウエスト周りが小さめに仕上がっています。
また、1点1点サイズやニュアンスも少し多少異なります。
できるならば試着をしてウエスト周りを確認したり、
ジーンズの仕上がり具合や履いた時のシルエットをチェックすることをおすすめします!
1Washのジーンズは、一度洗ってあるので履き心地の良さには問題ありませんが、リジッドのジーンズと同様に縮みやすいことに変わりはありません。
そのまま履く場合でも、裾上げして履く場合でも、洗濯後の縮みを想定して購入しないと丈が足りなくなってしまいます。
初めて購入する場合で、自分の理想のジーンズ丈がはっきりと決まっているのであれば。
児島ジーンズを取り扱っている店舗でスタッフの方にアドバイスをしてもらうと失敗を防げます。
面倒くさがらずにぜひ実際に手にとり選んでみてください。
児島ジーンズはこのモデルが23ozだからからかわからんけどあんまり縫製綺麗じゃないなぁ
— はる (@halkanata) December 8, 2013
縫製の良さで知られている児島ジーンズでも縫製が微妙という声がある!?
国内ジーンズの老舗として知られている児島ジーンズは、確かな技術力と丁寧な仕上がりで人気です。
しかし、児島ジーンズを購入した方の口コミをチェックしていると10件に1件くらいの割合で、縫製についての悪い評判もありました。
たしかに児島ジーンズは縫製が素晴らしいことで有名です。
しかし、「縫製の素晴らしさ!」ばかりが一人歩きしていつの間にか「完璧な縫製のジーンズ!」と思ってしまう方もいるのかもしれません。
児島ジーンズの強みでもあり、弱点でもあるのは手作業で縫製していることだと思います。
微妙な縫い位置のズレがあったり、好みによっては使用している糸が安っぽく感じてしまう場合があります。
仕上がりのニュアンスにひとつひとつ個性があるので、やはり縫製に関しても手にとって確かめた方が失敗は防げそうです。
悪い評判から学ぶ、購入前のチェックポイントまとめ
縫製に関して、悪い評判から学んだ、購入前にチェックすると失敗しにくくなるポイントをまとめました。
可能な限りチェックして購入することをおすすめします。
・裾丈…縮むことを想定して購入や裾上げをする。
股下の長さは、ジーンズのデザインによっても感じ方や履き心地が違うので、できれば試着した状態で調節してもらう。
・縫い目、縫い位置…糸の種類によって、見た目の好みが分かれる部分でもあるのでしっかりと確認する。
セルビッチ部分も赤耳と緑耳があるので要チェック!
ディテールにこだわりたい方は、裏側の縫いズレを確認したり、遠目に表のパーツの配置バランスもチェックする。
児島ジーンズの個人的な感想、意見
児島ジーンズは見た目も履き心地も厚みが感じられるので、秋・冬におすすめのジーンズだと思います。
児島ジーンズは、ツーリングをする方にも人気なのですが、ツーリングをする方に人気な理由も、生地に厚みがあり丈夫なことがあげられると思います。
色味も深いインディゴブルーなので、昔ながらのジーンズデザインに残る見た目の無骨さと色味の品が合わさって、価格はお手頃なのに安っぽく見えないので素晴らしいと思います。
まあ、女性にはあまり向いていないデザインだとは思いますが、男性であれば履いてみたいと思えるジーンズです。
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